2020-11-18 第203回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
特に、経費の節減において貸出業務の人員の削減などを行いますと、当然、貸出能力の低下につながり得るわけですけれども、現在、地域金融機関が進めている経費削減は、間接部門や不採算業務の人員を削減して捻出した人員を貸出業務、コンサル業務等に回して収益性を高めるものでありまして、むしろ貸出能力を高めることにつながっていると思います。
特に、経費の節減において貸出業務の人員の削減などを行いますと、当然、貸出能力の低下につながり得るわけですけれども、現在、地域金融機関が進めている経費削減は、間接部門や不採算業務の人員を削減して捻出した人員を貸出業務、コンサル業務等に回して収益性を高めるものでありまして、むしろ貸出能力を高めることにつながっていると思います。
私の選挙区も過疎地が多いところですし、多分、ここにおられる方もそういう方はたくさんおられると思いますけれども、財務金融委員会とかでも前に何度も取り上げたことがあるんですけれども、やはり金融機関の体力が弱ってくると貸出能力がなくなってきますから、早いうちにやはり金融機関の地域での統合再編を進めた方がいいというのを四、五年ぐらい前から私はずっと提案してきたんですけれども、今回そういうような方向の法案が出
がああでもないこうでもないと言うのではないかという気持ちを恐らく金融機関側が持っておられるので、本当にメガに関してはどうにもならないという状況にならないとなかなか申請してこられないわけですけれども、先ほど局長が御説明したように、地方銀行から始まりまして資本が必要なところは申請を始めている、また必要な定款の改定等をやっておられますので、一つのきっかけとして徐々にこの法律を利用していただいて地域経済や中小企業のために貸出能力
○参考人(村本孜君) 金融機関の能力といいましょうか、貸出能力といいますか、金融仲介能力をどうやって高めるかというのは、ここ数年、地域金融機関についてはリレバンというふうに言ってきているわけですが、リレバンというのは、そもそもは、金融機関のことをよく知ってください、企業に対して金融機関のことをよく知ってください、逆に金融機関も企業のことをよく知ってください、お互いに情報をきちっと共有して、その共有の
ねをいたすわけでありますけれども、まず、九月二日に私は金融特の場で、本年三月、二十一行に対して二兆七千億の資本注入を行ったけれども、結果的にそれが貸し渋りの対策としては効果がなかったのじゃないかということを大蔵大臣にお尋ねをいたしましたところ、大蔵大臣は、金融機関は自己防衛的になっている、将来有望な客を育てようという気概が全く感じられないと、銀行の貸し渋りに不快感を示されて、三月の銀行に対する資本注入で資本率がふえれば貸出能力
そのときに、政府当局は確かに、これだけ資本率がふえれば、仮に四%銀行なら二十五倍、八%銀行ならその半分、貸出能力がふえるはずだということから、それを期待するということを申し上げたのだと思いますけれども、実際にはそれはそうなりませんでした。御指摘のとおりであります。
ただそのときに、政府といたしましても、その結果として各銀行の貸出能力はふえるわけでございますから、これが貸し渋り解消に貢献することを期待いたしました。しかし、その期待は御指摘のように満たされなかったというのは事実であります。 そのことを考えますと、いろいろ理由はあろうと思います。
こういう点から見ても、個人もキャピタルロスで個人消費が冷えている、企業も設備投資意欲が減退している、銀行も貸出能力が低下している、こういう中でやはり私たちは大幅な減税をやるべきではないのかというもう一つの、二者択一で考えるのしゃなくて、要するに、この公共事業、公共事業が景気に与える影響、これはこれで我々も評価しているわけです。
○参考人(坂口芳久君) 私どもの貸出能力につきまして、先ほど申し上げましたのは主として直接貸しでございまして、代理貸し制につきましては、代理金融機関の方に多くの手続をおまかせいたしておりますので、資金が今後ふえましても、直接貸しにつきましては今から急にふやすことは問題がございます。
○一萬田国務大臣 第一の御質問で、中小企業金融機関の審査能力、貸出能力が非常に乏しい、それで非常に迷惑しておるぞというお話であります。これは、できるだけやってくれると思いますが、何さま今日時が異常な時でもありますので、十分にいかないとこるもあるかもしれません。十分調査いたしまして、お話のようでありますれば、できるだけこれが対策を講ずることにいたします。
二百億の金融債の買い上げは、民間金融機関でありますが、要するにこういうふうに中小企業金融向けの資金量をとりあえずふやしても、貸出能力、審査能力で非常におくれるのじゃないかというお話もありますから、それについてもさっそく取り調べまして、できるだけの効果的な方策をとりたい、かように考えておるわけであります。そして当面は金融の問題だと思いますので、金融面に十分力を入れたい、かように考えております。
この二十億を商工中金に貸付けた事実を一つ着目いたしまして、これから最も有効に資金が活用できるような工夫をこらして、そうして一層中金の長期資金貸出能力を殖やす方向に持つて行こうというので、大蔵省と目下鋭意折衝中の状態でございます。
○中西功君 金融再建整備法で、大体銀行勘定でいえば十五億というふうに切つて、今後処理なさるということになりますが、その効果が結局あつたのかなかつたのかということをお聞きしたいのですが、と申しますのは漠然として分らないかも知れんけれども、要するに金融機関を整備して効果があるとすれば、大体銀行の信用が増して、その面からいえば、預金が殖えるとか、或いは貸出能力が正しくなるとかいうようないろいろな点があり得
しかるに現在普通銀行の融資の極力引締めにより、特に中小金融に對してはこれが嚴しく、特殊金融機關の貸出能力が低く、本年八月末現在における商工組合中央金庫の貸出總額四億五千萬圓のうち、中小工業向けが二億四千萬圓という少額に止まり、これに復興金融金庫における中小企業貸出約九億圓を合算しましても、十三、四億圓程度であります。